「聞いている」より「聞いている素振り」が大切?話し手を安心させる3つのサイン
話を聞くことは大切。でも、それ以上に大切なのは「ちゃんと聞いてるよ」と相手に伝わることかもしれません。今回は、話し手が気持ちよく話せるようになる3つのサインの出し方を紹介します。
話を聞くことは大切。でも、それ以上に大切なのは「ちゃんと聞いてるよ」と相手に伝わることかもしれません。今回は、話し手が気持ちよく話せるようになる3つのサインの出し方を紹介します。
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「聞いてくれている」という感覚が、話し手を嬉しくさせる
普段、家族や友人と話していても、こうやってポッドキャストを配信していても痛感するのですが、話を聞いてくれる誰かがいるって、話す側からするとめちゃくちゃ嬉しいことなんですよね。
ただ聞くだけじゃなくて、ちゃんと理解してくれている方が嬉しい。
でも、よくよく考えると、「伝わっている」ことと同じか、それ以上に「聞いてくれているんだな」という感覚そのものが嬉しいんです。
普段の会話なら相槌、SNSならいいねやコメント。
こうした反応が、話し手にとってはとても大きな支えになっています。
明石家さんまさんは「話し上手」ではなく「聞き上手」
よく話し上手の文脈で明石家さんまさんが例に挙げられますが、さんまさんは話が上手なんじゃなくて、聞くのがめちゃくちゃ上手なんだという話があります。
たしかに「さんま御殿」をじっくり見てみると、20名くらいのゲストに1人ずつ話を回していて、みんな楽しそうに話している。
テレビで話す機会を得られた喜びもあるでしょうけど、さんまさんがあんなに大きくリアクションしてくれるから、話し手としてはもっと嬉しいんだろうなと思うんです。
だからこそ、僕たちも普段のコミュニケーションで「ちゃんと聞いてるよ」というサインをわかりやすく出してあげることが、コミュニケーションの第一歩なのかなと思っています。
サイン①:へそを向ける
1つ目のサインは「へそを向ける」。
つまり、話している相手に対して体ごと向けるということです。
ちょっと想像してみてください。
自分が話しているときに、相手がそっぽを向いていたり、体はそっぽを向いたまま首だけこちらに向けていたりしたら——ちょっとムッとしたり、「聞いてくれてるのかな」と不安になりますよね。
でも、へそを相手に向けるということを意識するだけで、自然と「意識をあなたに向けていますよ」というサインを出せるんです。
目を見ることももちろん大切ですが、その大前提として体の向きを意識してあげると、相手にとってはとてもわかりやすい安心材料になります。
サイン②:メモを取る
2つ目は「メモを取る」。
これは普段の雑談というよりも、ミーティングや誰かからアドバイスをもらっている場面での話です。
こういうシーンで、ただ相槌を打っているだけだと、相手は「伝わっているのかな」「響いているのかな」と不安になってしまいます。
そこで「メモを取らせてください」と一声かけて、意識と視線はなるべく相手に向けつつメモをする。
それだけで「ちゃんと吸収しようとしてくれてるんだな」という安心感を与えられます。
できれば紙のメモの方が印象に残りやすいかもしれません。
メモを取る人自体が少ない中で、さらに紙で書いていたら目を引きますよね。
ちなみに僕は完全にデジタル派で、すぐ開けるし後で見返しやすいのでそうしていますが、いずれ紙も検討したいなと思っています。
サイン③:適切な発声
3つ目は「適切な発声」。
相槌を打ちながら声を出すということなのですが、ここでのポイントは「適切」の部分です。
1文節ごとに「はい、はい、はい」と繰り返されると、ちゃんと聞いてるのか怪しいし理解できてなさそうに見えてしまう。
「はいはいはいはい、あーそれね」みたいに連続させると、なんだか上から目線に聞こえることもある。
さらに「はーい」「ほーい」みたいにぼやけた音だと、話し手の気分を削いでしまいますよね。
大事なのは、無意識に適当に声を出すのではなく、相手が話しやすいように声を出してあげること。
自分の相槌の打ちやすさではなく、話し手のリズムに合わせた塩梅を意識することがポイントです。
自分自身への戒めも込めて
偉そうに話してしまいましたが、僕自身もへそを向け忘れることは結構ありますし、毎回メモを取れているわけでもないです。
「はい」の言い方も形式的になってしまうことがあります。
だからこそ、自分自身への戒めも込めて、今回のポイントを再確認して実践していきたいなと思っています。
皆さんもぜひ、どれか一つでも試してみてください。
まだまだポイントはたくさんあるので、それはまた別の回でお話しします。
それでは、コーヒーが冷めないうちに。
ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました。
まとめ
- 話を「聞く」こと以上に、「聞いている」と相手に伝わることがコミュニケーションの第一歩
- へそを向ける・メモを取る・適切な発声の3つで、話し手に安心感を与えられる
- 完璧にやる必要はない。まずはどれか一つを意識するところから始めてみる