40度の午後に何もしない練習 — 予定が消えて空いた時間を埋めようとしてしまう

真夏のある日、暑すぎて外出をやめたら午後がぽっかり空いてしまいました。いつも「時間が足りない」と思っているのに、いざ手に入った時間の前では何もできない。その歪さについて、コーヒーを飲みながら考えてみました。

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40度の午後に何もしない練習 — 予定が消えて空いた時間を埋めようとしてしまう

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40度の午後、予定がぽっかり空いた

だいぶ久しぶりのポッドキャストになってしまったんですけど、これは真夏に思い浮かんだ話です。

ある日、外出しようとしていたのに、シンプルに暑すぎて日中40度とかになってしまって。

もう外に出るような状態じゃないなということで、その予定を取りやめたんですね。

結果的に、午後がぽっかり空いてしまいました。

せっかくだから何かしたいなとは思ったんです。

積んどくしていた本があるからそれを読もうかなとか、ずっと後回しにして手をつけられていないことがあるからそれに取り組もうかなとか。

でも、あーだこーだ考えているうちに時間だけが過ぎ去っていって、結局何もやっていない。

それはそれで、なんだかストレスなんですよ。

「何もしない」が選べなくなっていた

もやもやしていたら、ふと思ったんです。

自分は何をしているんだろう、と。

どうして時間があると「何かしなければ」という焦りを感じてしまうんだろう。

締め切りがあるわけでも、誰かに急かされているわけでもない。

完全に自由な時間のはずなんです。

それなのに、その時間に「何もしない」という選択肢を自発的に選べないというのは、なんだかおかしくなってしまったんじゃないかなと思ったんですね。

普段はやりたいことがいっぱいあるので、それをやっています。

「時間が足りない」「もっと時間があったらいいのに」といつも思っている。

なのに、途端に予定が空いた瞬間、唐突にできた時間には何もできない。

この歪な状態は何なんだろう、と感じました。

電車に座った瞬間にスマホを開いてしまう

これは決して自分だけの話じゃないと思っていて。

10代から退職されるまでの、いわゆる生産年齢の世代の方には特に共感していただけるんじゃないかなと思うんです。

何かしら時間を埋めようとしてしまう感覚が、どこかにある。

たとえば電車に座って、座った瞬間にぼーっとすることができなくて、すぐスマホを開いてしまう。

TikTokなりInstagramなりで情報をインプットしたり、ニュースを見たり。

何かしていないと気が収まらない、みたいな感覚ってありませんか。

でもそれって、やっぱり歪だなと思うんですよ。

いつも「時間がない」「もっと時間があったら」と思っているのに、実際に時間ができたときには大したことをやらないか、同じように時間を埋めてしまう。

時間を欲しがるのに、目の前の時間は見ていない

言語化が難しいんですけど、時間そのものを味わうというか、時間の流れを認識するということが、できていない気がするんです。

時間に対して「もっと欲しい」と意識を向けているのに、目の前にある時間にはちゃんと目を向けられていない。

時間が存在していること自体を認識していない、みたいな感覚。

自分の中に、時間は何かで埋めなきゃいけないという焦燥感、圧迫感みたいなものが確かにあって、そこから目を背けて、ただ時間の流れや空いた時間に目を向けるということが、なくなってしまっていたんじゃないかなと感じました。

今はもう夏の終わりです。

正直やることはいっぱいあるし、やりたいことも入れたら時間なんていくらあっても足りないはずなんですね、自分の場合は。

だからあの40度の日の午後は、もったいないことをしたなとも思う。

でも同時に、こういう感覚は本来健全なのかな、今の時代だからこそ生まれている焦燥感なのかな、といろんなことを考えてしまいました。

意識的に何もしない30分を設けてみる

皆さんは、時間についてこんなふうに考えたことってありますか。

いつも「時間はたっぷりあるな」と思うか、逆に「時間がないな、もっと欲しいな」と思うか、どちら派でしょう。

自分は後者なんですけど、たとえ時間があってもそれを有効に使えていないなと感じます。

そもそも「有効に使う」という言い方自体がおかしいのかもしれないですね。

でも、やっぱり最大限に埋めたいと思ってしまうんですよ。

だから一歩落ち着いて、惰性的にダラダラ過ごすんじゃなくて、意識的に何もしない30分を設けてみる

そういうことをやったら、ちょっと面白いのかなと思いました。

とはいえ、この録音の30分後にも出かけなきゃいけないし、やらなきゃいけないこともたくさんあるので、今すぐには難しい。

なので今日からは「夜の30分読書」を始めてみようかなと思っています。

何もしない時間ではないんですけど、ゆったりと本に向き合う、活字に目を向けるということが最近できていなかったので、これをきっかけにやってみようかなと。

時間の「使い方」というより「過ごし方」と言ったほうが、表現としては素敵かもしれないですね。

埋めようとせずにゆったり過ごせる、自分なりの過ごし方があったら、ぜひ教えてください。


まとめ

  • 猛暑で予定が消えて午後が空いたのに、何をするか迷っているうちに時間だけが過ぎてしまいました。
  • いつも「時間が足りない」と言っているのに、いざ空いた時間では「何もしない」を選べない。その歪さに気づきました。
  • 時間を埋めようとする焦燥感からいったん離れて、意識的に何もしない30分を持つこと。まずは夜の30分読書から始めてみます。

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By コーヒーとひとりごと