最後に具体に触れる — 会食の終わり際に送るメッセージが印象を決める
昨日、お世話になっている方とファミレスで会食がありました。帰り道に送るお礼のメッセージ、いつも「楽しかったです」で終わらせていないでしょうか。会食の印象を決めるのは、始まりでも途中でもなく終わり際なんじゃないかと思っています。
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へりくだるのではなく、気楽にできること
昨日、飲食事業の方でお世話になっているイベント関連の方と会食がありました。
会食といってもファミレスで雑談する程度のものです。
そういう年長者の方やお世話になっている方との食事で、自分が意識していることを一つお話しできたらと思っています。
ただ、最初に断っておきたいことがあります。
私自身、礼儀は大事にするタイプですが、やたらとへりくだった食事は苦手なんですよね。
「お酌しますよ」みたいなやつ。
仲のいい関係でふざけてやる分にはいいんですけど、本気でそういう空気になるのは好きじゃない。
ファミレスなのでそもそもそういうシーンもないですし、あったとしても自分はやらないだろうなという自覚があります。
何が言いたいかというと、今日話すことは自己犠牲とか我慢を強いられるようなことではなくて、もっと気楽にできることだということです。
印象を決めるのは、始まりでも途中でもなく終わり際
せっかくご飯を食べて話をするなら、ビジネスの場面であれば自分の仕事につなげたいとか、何らかの利益になればいいなという気持ちはもちろんあると思います。
でも、一旦そういうのを度外視したら、お互いに「行ってよかったな」「楽しかったな」と思って終われるのが一番いいですよね。
じゃあ後で振り返ったときに「あのご飯よかったな」と思うのは、何が効いているんだろうと考えてみたんです。
会食の印象を左右するのは何か。
たぶんなんですけど、始まりでも途中でもなくて、終わり際だと思うんです。
映画で言えばクライマックスにあたるタイミング。
そこでの印象が、後から振り返ったときにその会食全体の印象を決めてしまうんじゃないか。
だから終わり際をすごく大事にするのがいい、と個人的には思っています。
これはただの独りよがりな思い込みではなくて、ビジネス書にもよく書かれていることなんですよね。
「楽しかったです」で終わらせない
では、終わり際にクライマックスを持ってくるにはどうしたらいいのか。
会食が終わると「今日はご飯楽しかったです、ありがとうございました」みたいなメッセージを送りますよね。
そこを、ふわふわとした言葉で終えるのではなくて、その日にあった会話や出来事に、具体的に言及してあげる。
これが非常に大事だと思っています。
例えばその日の会話の中で、その人の過去の話——尾崎豊みたいに「バイクを盗んで走ったんだよ」なんてエピソードが出てきたとします。
だったら「バイクを盗んで走った話が衝撃的すぎて、今でもあの時の驚きが残ってます」みたいに、その具体的なエピソードに触れる。
ふわっとしたお礼を、その日限りの固有名詞に置き換えるだけ。
やることとしてはそれだけなんです。
目上の人は、当たり障りのない言葉に慣れている
なぜこれが大事なのか。
理由ははっきりしていて、目上の人は自分以外にもたくさんの人と食事に行っているからです。
もちろんお礼のメッセージを送る人の方が多いと思うんですけど、みんななんとなく当たり障りのないことを書いていると思うんですよね。
だから目上の人はそういう言葉を言われ慣れている。
正直、定型文っぽいというか、お世辞に寄っている感じに受け取ってしまうと思うんです。
「本当にそう思ってるのかな」と。
実際にそういうメッセージをもらう立場じゃなくても、想像はつくじゃないですか。
でもそこで具体的なエピソードが一つ入っていれば、「ちゃんと話を聞いてくれたんだな」「本当に印象に残ってるんだな」「嘘じゃなさそうだな」と感じてもらえる。
他の人と競うわけじゃないですけど、結果的に差もつくと思います。
下心ありきでやるというよりは、純粋に楽しむのが前提です。
嘘はついちゃダメですけど、純粋に楽しかったということを相手にちゃんと感じ取ってもらえたら、相手も喜んでくれるし、こっちも嬉しいですよね。
きっかけは一冊の本でした
ご飯が終わってお店を出て、バイバイする手前でも、別れた後のLINEやメッセージでも構いません。
終わり際に具体的なエピソードに一つ触れて、お礼を添える。
それはきっと大事なことなんじゃないかなと思っています。
私がこれを始めたきっかけは、『雑談の一流、二流、三流』という本でした。
ビジネスシーン寄りのコミュニケーションのハウツー本なんですけど、パート別にまとまっていて読みやすく、簡潔でおすすめです。
この本を読んでからは、ずっとそういう風に心がけてメッセージを送るようにしています。
もちろんこれが正解かどうかはわかりません。
関係性とか、誰が言うかというところも影響してくると思います。
でも、もし同じような環境に身を置くことがあれば、ちょっと意識して試してみていただけたらと思います。
それから、年長者の方やそういう立場にいらっしゃる方がもし読んでくださっていたら、こういうメッセージをもらったときにどう感じるか、実体験を添えて教えていただけるとありがたいです。
まとめ
- 会食全体の印象を決めるのは、始まりでも途中でもなく終わり際だと考えています。
- お礼のメッセージでは「楽しかったです」で終わらせず、その日の会話にあった具体的なエピソードを一つ挙げるようにしています。
- 目上の方は当たり障りのない言葉を受け取り慣れているため、具体に触れることが「ちゃんと聞いていた」という何よりの証明になります。
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