自分の選択 — カフェのメニューを選ぶとき、本当に自分で選んでいるか
カフェでメニューを開いたとき、私は本当に自分の飲みたいものを選んでいるんだろうか。ふとそんなことが気になって、1日の中の選択を数えるように振り返ってみました。まとまりのない考えごとですが、コーヒーを飲みながら聞いてもらえたら。
🎧 Spotify で聴く · Apple · YouTube · Amazon
1日に何回、自分で選んでいるだろう
今日は「自分の選択」というテーマで話してみたいと思います。
ここで言う選択は、選択物のことではなくて、チョイス、つまり何かを選ぶときの選択という意味です。
人は1日にたくさんの選択をするらしいんですね。
何回という説はいろいろあって、72回という数字を聞いたことがあります。
外に出るか出ないか、電車のどのあたりに座るか。
そういう細かいものまで含めれば、たぶん膨大な数の選択を1日の中で繰り返しているわけです。
それで、ふと思ったんです。
その中で、本当に自分の意思で、主体的に選んだと言えるものはどれくらいあるんだろうって。
そんなに重たい話をするつもりはないんですけど、考え始めたら気になってしまって、今こうして話しています。
カフェのメニューは、誰が選んでいるのか
たとえばカフェやお店に行って、メニューを選ぶ場面。
行ってしまえばどれを選んでもいいはずなんですけど、選ぶものってだいたい決まっていませんか。
この「決まっている」というのは、自分の好みが決まっているという意味だけじゃなくて、もっと広い視点で見たときに、みんなが選ぶものが決まっている、という意味です。
そのお店に1日100人来たら、その100人が頼むものはだいたいこのあたりに集中するよね、というのがきっとある。
その一杯を選んだのは、純粋に「これが飲みたい」だったのか。
それとも、飲みたい候補が何個かある中で、みんなこれを選ぶよね、これを頼んでおけば流行に乗っていると思われるよね、という周りの影響が加味された結果なのか。
自分で選んでいるつもりで、外部の要因にちょっとねじ曲げられているのかもしれない。
どうでもいいっちゃどうでもいい話なんですけど、これってカフェに限らないよなと思ったんです。
1日の中の自分の選択は、どれだけ外からの影響を受けているんだろう。
その中で、ピュアに「これが欲しい」「これが好き」で選べたものは、どれほどあるんだろうって。
周りに行動を決められるのが、どうも嫌なんです
私自身は、反骨心というほどのものではないんですけど、そういう選び方をするのがあまり好きじゃないんですね。
周りに自分の行動を規定される、決められてしまうのが、なんだか嫌で。
だからカフェのメニューひとつとっても、「普通これを選ぶよね」「ここに来たらこれだね」みたいなものは、そう言われて本当に飲みたくなったならともかく、そうでないならがん無視して、自分の飲みたいものを飲みたい分だけ頼むようにしています。
これは偏見になってしまうかもしれないんですけど、女性のほうがSNS、たとえばInstagramとの距離が近い印象があります。
もちろん人によって差は大いにありますし、男性だってそうです。
ただ、そうなるとどちらかというと周りの目線を気にしがちなのかな、とか。
SNSで見つけた「このお店のこれが可愛い」を目当てに行くこと自体はもちろんあると思います。
それでも、男女問わず、純粋に「自分が飲みたい」で選べているケースはどれくらいあるんだろうと、ふと思ったんです。
そこにストレスや不本意さを感じていないなら、まったく問題ないと思います。
たぶん今、多くの人は感じていないのかもしれない。
ただ私は、そういう選択を意識的にしたいと思っているたちなので、人よりちょっと敏感なんだと思います。
ナッジと、世間の目
とはいえ、自分で選んだと思っていても、心理学でいうナッジのように、人の判断をそっと誘導する手法はたくさんあります。
飲食店のメニュー構成だって、そういう設計のもとに作られているはずです。
だから、何の影響も受けていない純粋な選択なんて、そもそもありえないのかもしれません。
でも、今日ここで言いたいのは、そういう心理学的な部分の話というより、もっと素朴なほうです。
自分のやりたいこと、自分の選択が、他の人はこうするよね、世間ではこうだよね、という目線でねじ曲げられている回数はどれくらいなんだろう、ということ。
世間の目、と軽く言ってしまいましたけど、それが気になったんです。
世間の目は、たぶん自分の頭の中にしかない
ここで言う「世間の目」って、きっと実在するものではないんですよね。
選択をする本人が、自分の頭の中で勝手に作り出しているものなのかもしれない。
それが良い悪いという話ではなくて、単純に好みの問題です。
何かを否定したいわけでも、これが正しいと言いたいわけでもありません。
ただ、ふと自分の選択について考える時間があったので、まとまりのないまま共有してみました。
みなさんはどうでしょうか。
何かを選ぶときに大事にしていること、意識していることはありますか。
逆に、あの場面では本当はこう選びたかったのに、別の要因があってこっちを選んでしまったな、という経験談でもいい。
よかったらコメントで教えてもらえたら嬉しいです。
それでは、コーヒーが冷めないうちに失礼いたします。
まとめ
- 人は1日に膨大な数の選択をしていますが、その中で本当に自分の意思で選んだものはどれくらいあるのか、という問いから始まった回です。
- カフェのメニューは典型で、「みんながこれを選ぶよね」「流行に乗っていると思われるよね」という外部の要因が、自分の好みをそっとねじ曲げていることがあります。
- ナッジのように誘導する仕組みは避けられませんが、気になるのは「世間の目」のほうです。そしてその世間の目は、たぶん選ぶ本人が頭の中で作り出しているものなのだと思います。
コメントで話す・続きを読む
登録するとこのエピソードのコメント欄でTomoyaに直接話しかけられます。無料で登録する。