AIエージェント時代の本質 — 価値を生み出すのは、まだ人間の仕事かもしれない
AIエージェントが仕事の大部分を肩代わりしてくれる時代になりました。それでも、価値を生み出す部分と、何に集中するかを決める部分は、まだ人間の仕事として残っているのかもしれません。今朝のコーヒー片手に、その本質について考えてみました。
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AIエージェントって、結局なにがすごいの?
最近はAIがどんどん進化していて、正直「置いてけぼりだな」と感じている方も多いのではないでしょうか。
僕自身もそのうちの一人で、この進化とどう付き合っていけばいいのか、その正解を探りあぐねている状態です。
そんな中で特に話題なのが、Claude CodeをはじめとするAIエージェントですね。
皆さんが普段イメージするAIって、たぶんChatGPTやGeminiのチャット画面で、質問を投げたら回答が返ってくる「チャット型AI」だと思うんです。
それだけでも十分すごいんですけど、AIエージェントはそこからさらに一歩進んで、僕たちと同じようにパソコンを操作できるようになったんですよね。
講演会の準備で考える、AIエージェント以前と以降
たとえば、講演会で話す機会があるとします。
台本を作って、それに合わせたスライドを用意して、主催者にメールで共有する。
今までのチャット型AIだと、台本を一緒に壁打ちして文章はできても、それをWordやNotionに自分でコピペして、スライドも一枚ずつ作って、フォルダに保存して、メールに添付して送信する——という作業は全部、人間がやっていたんですね。
メインのワークフローは人間がやって、AIはそのサポート役。
それが今までの構図でした。
でもAIエージェントは、パソコン操作ができてしまう。
つまり、台本のコピペも、スライドの生成も、メールの作成と送信も、全部AIが一気通貫でやってくれるようになったんです。
体感としては、自分と同じこと——もしかしたら自分より上手にできる仲間が、コンピューター上に5人、10人と増えたような感覚。
シンプルに言うと、できることがとてつもなく増えた、ということなんですよね。
便利さと「価値を生むこと」は、別の話
そんなAIエージェントの時代なんですけど、僕自身も模索しながら触ってみています。
その中で感じたのは、AIエージェントはあくまでもツールであって、それを活用する人間側の重要性がむしろ増したのかもしれないということなんです。
AIエージェントってめちゃくちゃ便利で、どんどん進化している。
でも、それで価値を増やせるか、何か新しい価値を生み出せるか、生み出した価値をAIなしのケースより広げられるかというのは、全くもって別の話なんですよね。
現に僕は、AIエージェントを使ってこのポッドキャストもやっているし、ブログもアプリも記事投稿もやっている。
最近はショート動画も始めようかなと思っていて、いろんなことに手を出しています。
でも正直に言うと、現時点ではほとんど何も価値を生み出せていないんです。
収益も発生していない。
お金をいただくというのは、誰かに価値を提供した証でもあると思うので、その観点で言えば「まだ何も提供できていない」という合図なのかもしれない。
もちろんブログやポッドキャストは長期で取り組むものなので、1ヶ月も経たないこのフェーズで結論を出すのは早いんですけどね。
本質その1:価値を生み出せる人間であること
AIエージェントが当たり前になっていく中で、見えてきた本質が二つあります。
一つ目は、「価値を生み出せる人間であること」。
AIは、0から1、何もないところから価値を生み出すフェーズで使うものではなく、すでに生み出した価値を1から10に広げるために使うもの——というのが本質なのかなと思っています。
だからコアとなる価値の部分、顧客やユーザーの痛み、ポッドキャストならリスナーのニーズ、それに対するソリューションを見つけて考えるのは、今も人間の仕事なんですよね。
ここはまだまだ人がやる必要がある。
なんとなく「AIで何か始めよう」じゃなくて、価値や課題解決の部分は自分で見つけて、考えて、チューニングする。
その上で広げたり良くしていくフェーズでAIの力を借りる——というのが、一つの正解なのかなと感じています。
本質その2:選択と集中
二つ目は、選択と集中ですね。
AIエージェントを触っていると、何でもできてしまうような気がしてくるんですよ。
でも、AIのリソースが無限でも、人間側の認知リソースは有限なんですよね。
たくさんのプロジェクトに同時に手を出すと、それぞれのエージェントの進捗をマネジメントしなきゃいけない。
人間側がいっぱいいっぱいになって、適切に指示が出せなくなって、結果的にエージェントの仕事も止まってしまう。
「いろんなことに手を出したのに、どれも大した成果が出ない」という状態に陥ってしまうのかなと。
だから、よほど優秀な方は別として、並行してたくさんのプロジェクトを進めるより、一つのプロジェクトに集中して、その中のタスクをエージェントたちに割り振っていく。
そっちの方が成果を上げやすいんじゃないかなと、今は考えています。
結局、人間の基礎が以前より重要になっている
まだまだ僕もAIエージェント初心者ですし、そもそも価値提供の初心者でもあります。
このポッドキャストも、時間を守れていなかったり、毎日投稿できていなかったりする部分があって、人間としての基礎の部分が課題なんですよね。
でも、その人間の基礎というのが、何ならAI以前よりも重要になっている気がしているんです。
土台がしっかりあって、初めてAIが効いてくる。
そんな感覚です。
僕ももう少し模索してみたいと思いますが、こういう考え方もあるんだよ、というところを頭の片隅に入れておいてみてください。
それでは、コーヒーが冷めないうちに失礼いたします。
独り言にお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- AIエージェントは「自分と同じことができる仲間」が5人、10人と増えるイメージで、できることがとてつもなく広がります
- ただし価値を生み出すコアの部分は今も人間の仕事で、AIは0→1ではなく1→10を担うツールとして捉えるのが本質です
- AIのリソースは無限でも人間の認知は有限なので、並行展開ではなく一つのプロジェクトへの選択と集中が成果につながります