調べておくのがマナー
情報へのアクセスコストが劇的に下がった今、ビジネスシーンで調べていない情報をそのまま共有することは、受け手に余分な負担を押しつけることになります。AIに一言聞けば相場感も要点も整理できる時代、最低限の下調べはもはやマナーのひとつになりつつあるのかもしれません。
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情報へのアクセスは、こんなに変わった
大昔、本に書いてあるような知識や情報にアクセスできたのは、本当に限られた人たちだけでした。
それがウェブの登場で一変します。
GoogleやYahooで検索すれば膨大な情報に誰でもアクセスでき、Wikipediaを開けばそれなりに確かな知識もすぐに手に入るようになりました。
そして最近では、AIが「調べる」という行為そのものを代わりにやってくれるようになりました。
チャットAIに質問を投げれば、複数のサイトを横断して要約した回答が数秒で返ってきます。
情報にアクセスするコスト、調べるコストが、従来と比べて圧倒的に低くなったんです。
「安いらしい」だけでは話が進まない
そんな時代を踏まえて考えたいのが、ビジネスシーンでの情報共有についてです。
例えばこんなシーン。
同僚が「ポータブルバッテリーが安いらしいよ」と共有してきたとします。
それが事業で使うものなら、購入判断のためにスペックや価格、用途の確認が必要になりますよね。
そこで「スペックはどうなの?」「相場と比べてどう?」「なんで安いと思ったの?」と聞いたとき、「どうなんだろう」「書いてあったから」という返答が続くと、話が前に進まないどころか、聞いた側がゼロから調べ直す羽目になります。
負担が、受け手に移っていないか
情報を不完全なまま共有するということは、その後の確認・調査の手間を受け取った側に丸ごと渡すことになります。
共有する側も「分からない」と答えることに後ろめたさを感じるかもしれないし、受け取った側も「なぜ調べずに共有してくるんだろう」と感じる。
両者にじわじわとストレスが積み重なるんですよね。
本来、共有する側が最低限の確認をしてから話してくれれば、そのやり取りは丸ごとスキップできたわけです。
情報共有の質が上がれば、会話全体がスムーズになるのに——そう感じることがあります。
AIがある今、「調べてない」は通じにくい
昔は検索自体が面倒だったので、調べずに共有する行為は仕方ない部分もありました。
でも今は違います。
AIに一言投げれば、相場感や要点は数秒で整理できます。
完璧な情報でなくていい。
最低限の下調べをしてから共有するという配慮が、現代のビジネス上のマナーとして求められ始めている、そんなふうに感じています。
もちろん、雑談や世間話として「〜らしいよ」と話すのはまったく別の話。
コミュニケーション自体が目的の場面では、この話は当てはまりません。
あくまでビジネスとして物事を前に進める目的で情報を共有するとき限定の話です。
このポッドキャストは、ゆるくやっています
最後に少し自己開示をすると、このポッドキャスト自体はAIでリサーチして情報を裏取りして——という形式では作っていません。
ゆるくやっています。
ビジネス的な目的ではなく、コーヒー一杯分のひとり言として届けているので、そこは正直に言っておきたかったところです。
その温度感ごと楽しんでもらえたら嬉しいです。
まとめ
- ウェブからAIへと進化し、情報にアクセスするコストは劇的に低下しました。
- ビジネスシーンで調べていない情報をそのまま共有すると、確認・調査の負担が受け手に移ります。
- AIを使えば最低限の下調べは誰でも簡単にできる時代。物事を前に進める情報共有では、事前確認がマナーになりつつあります。